平成18年度『私立短大就職担当者研修会』は、昨年9月4日(月)~9月6日(水)の3日間、「新神戸オリエンタルホテル」にて、180短期大学・227名 の参加者により、下記の通り開催いたしましたので、ご報告申しあげます。
〔9月4日・月〕
■ 開会挨拶
就職問題委員会 委員長 中 明 夫 氏
大阪成蹊短期大学 理事長
■ 講演:採用する立場から
“短期大学が社会に果す役割 ”
(株)JTBトラベランド西日本事業部総務課長 岡 村 英 彦 氏
社会福祉法人聖和共働福祉会 大阪聖和保育園長 森 本 宮仁子 氏
■ 事例の報告:推進する立場から
実践的総合キャリア教育
“人間力を養成するユニット別キャリア教育”
-社会に貢献できる自立した女性の育成-
聖徳大学短期大学部 キャリア支援室長 高 田 茂 氏
■ 調査報告:卒業生の進路決定から
“ 平成17年度私立短大生の卒業後の状況調査報告”
就職問題委員会 委員 鈴 木 匠 氏
■ グループ討議:担当者の立場から
“就職・進路指導のあり方”
(1) 正確な企業情報をふまえて、現状を共有する。
(2) 教職員連携の実際をふまえて、キャリア教育の方向性を共有する。
(3) 学生の将来プログラムをふまえて、指導方法を共有する。
<グループ編成>
① 【 企 業 】グループ (5グループ)
② 【幼・保等】グループ (4グループ)
③ 【 初任者 】グループ (3グループ)
〔9月5日・火〕
■ 講演と討議:専門家の立場から
“学生の将来プログラムを大局的に考える”
A キャリア支援のあり方と、はばたく若者へのメッセージ
法政大学キャリアデザイン学部兼任講師 梅 澤 正 氏
B 就学前の教育と保育を捉えた制度の現状
学校法人篠崎学園理事長 篠崎若葉幼稚園園長 安 井 詔 明 氏
C 短期大学生を支援する最新求人状況
(株)毎日コミュニケーションズ就職情報事業本部長 望 月 一 志 氏
■ グループ討議 (前日の続き)
〔9月6日・水〕
■ 講演:ジャーナリストの立場から
“17歳の勤労感覚と<格差社会>の行方”
(株)岩波書店『世界』編集部 編集長 岡 本 厚 氏
■ 委員会報告・講演:教員・委員の立場から
“あらためて高等教育機関としての短期大学の役割について考える”
青山学院女子短期大学 教授
就職問題委員会 副委員長 栗 坪 良 樹 氏
■ 閉会挨拶
就職問題委員会 委員長 中 明 夫 氏
大阪成蹊短期大学 理事長
なお、中委員長による「開会挨拶」並びに「閉会挨拶」はそれぞれ上記からダウンロードのうえご参照ください。
また、本研修会で概要をご報告いたしました「平成17年度私立短大生の卒業後の状況調査」の集計結果を掲載しておりますので、上記からダウンロードのうえご参照ください。
本調査は、毎年5月に全会員校を対象として実施しております。調査にご回答をいただきました各短期大学の担当者の方々に御礼を申し上げますとともに、 引き続き平成18年度卒業生の状況調査を実施する予定で計画を進めておりますので、今後ともご協力のほど、宜しくお願いいたします。
次回、平成19年度の『私立短大就職担当者研修会』は、来る9月5日(水)~7日(金)の3日間、本年度と同会場である『クラウンプラザ神戸』(旧新神戸オリエンタルホテル)にて開催する予定です。
研修会にご参加いただくことにより、就職支援に関する悩み等を短大・担当者間で共有し、よりよい解決にむけてのネットワーク作りにお役に立てば幸いです。
来年度のご参加を心からお待ちいたしております。