標記研修会について、下記の通り実施いたしました。
なお、配付資料の一部を下記からダウンロードできるようにいたしました。ご活用いただければ幸いです。
1.開催日:令和7年10月24日(金)10:00~16:30
2.開催方法:オンラインによる開催(Zoomを使用)
3.参加者数:126校・195名 (運営委員11名含む)
4.研修内容
■開会挨拶
日本私立短期大学協会 教務委員会委員長
滋賀短期大学 理事長・学長 秋 山 元 秀 氏
■講演
「短期大学を取り巻く高等教育政策の状況について」【配布資料】
文部科学省高等教育局 大学振興課 課長補佐 市 原 信 吾 氏
「学修者本位の教育を実現するための教学マネジメントの確立について」【配布資料】
文部科学省高等教育局 大学振興課 学務係長 若 松 沙也加 氏
■教務経験年数別研修
◉初任者対象研修(教務経験2年未満の方対象)
『令和6年度短期大学教務必携』を使用して、学校教育法・同施行規則、短期大学設置基準等について理解を深め、教務を中心とする日常業務の具体的な問題について討議を行った。
◉グループ別討議(教務経験2年以上の方対象)
各短期大学が取り組む教学改革や多様な業務を扱う教務をめぐる諸問題、大学組織における教務のあり方などについて、討議を行った。
<主な討議検討項目>
①授業・履修関係(履修登録方法、キャップ制、学事暦、単位の実質化、時間割編成、アクティブ・ラーニング、カリキュラム・マップやナンバリング等を活用した教育課程の改善、授業計画、授業評価アンケートを活用した授業改善 ほか)
②学籍関係(退学者防止、長期欠席者対応、除籍の扱い、復籍制度 ほか)
③学修支援(導入教育、シラバス改革、多様化する学生への対応、ラーニング・コモンズ、ICTを活用した双方向授業、情報リテラシー教育、実践的教育の充実、単位認定 ほか)
④成績管理(追試験・再試験、GPAの活用、成績分布状況の把握 ほか)
⑤教員免許・資格養成(教職課程、協会や官庁等への各種申請業務 ほか)
⑥教育情報の活用(IRによる大学改革、大学ポートレート ほか)
⑦高大接続改革(入学前教育、リメディアル教育、初年次教育、高大連携 ほか)
⑧教学マネジメント(教学ガバナンスの確立、体系的な教育課程の構築、PDCA
サイクルの確立、特色あるFDの高度化 ほか)
⑨その他、教学・教務運営管理上の諸問題