「私立大学振興大会2011」開催について(報告)

 先にご案内しましたとおり、日本私立短期大学協会では、日本私立大学団体連合会等との共催により、平成24年度私立大学関係政府予算額の獲得などのため、全国の私立大学関係者が一堂に会しての「私立大学振興大会2011」を開催しました。(平成23年12月6日 於:アルカディア市ヶ谷)
 同大会の討議においては、我が国の持続的発展のために私立大学・短期大学が果たしている役割の重要性と、これに対する公費助成の必要性を柱とする意見が述べられました。

 この中で本協会からは、佐藤弘毅会長がパネルディスカッションのパネリストとして、「地方の高等教育の灯を消してはいけない。たとえ小規模であっても私立大学、とりわけ私立短期大学の地方における存在が不可欠である。」こと等を強調しました。また、テレビ会議システムによる全国からの声として、関口修副会長が郡山市のキャンパスから、「大震災による原発事故の影響は計りしれない。特に福島県に所在する私立大学・短期大学は存亡の危機を招きかねないので、このような私学への支援の継続は国の責務である。」等と訴えました。

 大会の総括後、「決議」を全会一致で採択しました。今後、この内容を関係各方面に強く要望していきます。
 なお、大会には全体で約300名の関係者が参加されましたが、日本私立短期大学協会からは70名を超す先生方が出席されました。年末のご多忙の中をありがとうございました。

※当日の配布資料等は、以下によりご覧いただけます。
私立大学振興大会2011次第
平成24年度私立大学関係政府予算に関する要望
平成24年度私立大学関係税制改正 最重点要望事項
「日本を創る多様な私立大学人財」、「地域貢献と教育の機会均等の実現~私立短期大学~」等、私立大学・短期大学の役割・貢献に関する資料
決議

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